午前中講義。 論文ちびちび。 筒井先生「乗越駅の刑罰」(新潮文庫)。
午前中講義。 午後会議。 論文少し。 「DNA」再び。
昨日の続き。 システム運営室ではとりあえず過去の経緯を調べてくれたようだが、 現時点でなぜ検索拒否とするかについては明らかにならなかった。 来週の運営会議で方針変更の話し合いをしてくれることになった。
これまで大変お世話になってきたRENAntennaが 「はてなアンテナ」 に引っ越したのだが、この日記を置いている都立大のサーバーがロボット 検索を拒否しているせいでアンテナにひっかからない。 わざわざRENAntennaの管理者から、どうしましょうか、というメイルを いただく。
とりあえず、「ロボット検索拒否のページ」からリンクをはっていただいたが、 なんとも釈然としないので、都立大の情報処理システム運営室に、なぜこの ような設定になっているのかを問い合わせてみた。 この日記はともかく、やはり自分の作ったページはなるべく他人に見て もらえた方がよいのではないかしら。 とは言え、やはりこの日記のことが気になるのです。
筒井先生「空飛ぶ表具屋」をさっと読む。 「自選ドタバタ傑作集2」(新潮文庫)終了。
数年前からakikoならぬAkiko Graceという日本人ピアニストが巷で もてはやされているが、なんとなく胡散臭い気がしてこれまで手を 出さなかった。 たまたま中古屋で
残念ながら、どう聴いても邪頭に聞こえない。 私は基本的に「ゴールドディスク」を信用していないが、正直なところ ここまでひどいとは思わなかった。 これでは、レコード会社が雑誌社と結託してCDを売ろうというのが、 見え透いている。 綺麗で知的なお姉さんが邪頭ピアノなんかを弾いちゃっていますよ、という 路線はいただけない。
誰かまともに批評している人はいないのかネットで調べたところ、 なんとか私とほぼ同意見の記述を一つ見つけたので、 無断でそのまま転載させていただく。
「本作はJp-Savoy第1作。Ron Carter(b)、Bill Stewart(ds)を迎えた初リーダー作。 自作5曲、スタンダード等6曲。ポートレイトと同様に、アングルによって美人に 見えたり十人並に見えたり。ファストは弾き流しに響きガツンとくるものはない。 バラードはその名の通り優雅だがグッとまでこない。落ち着き払い過ぎたのでは。 決定的な吸引力を欠く。名手達(Carterもそうか?)は「お仕事」しているだけだ。 ショップをにぎわす十人並のピアノ・トリオに満足できる方ならお求めあれ。」
設置認可が下りる前の中途半端な大学院説明会。 受験生にとっては迷惑な話である。 それでも9名も研究室見学に来たのは意外。
論文を少し書き進める。 よく考えてみると、7月後半からは毎週のように出張があり、 そのための準備もそろそろ始めなければいけないことに気付いた。 講演要旨を一つ仕上げてしまう。 夜は秘密のお仕事。
筒井先生の短編「毟りあい」(新潮文庫)再読。
健康診断。 沈思黙考。 論文執筆。
午前中、講義。
午前中に講義。 午後に教室協議会。 夕方に送別会。 夜に飲み会。
研究室ゼミ。
糸井重里監修「言いまつがい」一気読み。 久々に笑いのツボをヒット。
思いがけず"One Night with Blue Note"のDVDを入手。 私にとっては待望のDVD化。 未発表映像は身を乗り出して見てしまった。 動くタレンタインに興奮。 これで一気に元気になった。
夕方からお茶の水のガーデンパレスで池本先生の 退官記念パーティー。
疲弊。
虚脱。
「就任承諾書」を提出。
散逸。
崩壊。
発散。
所用で都心へ。
娘の小学校の保護者参観日。 大学の用事もあったので途中で抜けたりしたが、それでも国語と 算数の授業は見ることができた。 一番強く感じたことは、小学校の先生(特に低学年)は大変そうだ ということである。 また、我々が小学校で教育を受けた時代とは教室の雰囲気が根本的に 違っている気がした。 よく言えば自由、悪く言えば何でもあり。
午後から高幡不動尊へお参り。 ちょうど「あじさいまつり」をやっていた。 生まれて初めて「御守り」を買う。 仏様に助けてもらうしかない。
昨晩は色々なことで緊張したせいか、寝付きが悪く、今日は なんとなく体がだるかった。 植物を育てるような気分で論文を書き続ける。
ここ数日間、家のパソコンから、なぜか学振のホームページだけに つながらないという不可解な現象に悩んでいた。 大学からは問題なくつながるので、実際上はほとんど困らないのだが、 精神的にぴりぴりしていると、こういう些細なトラブルが気になって 仕方がない。 NTT東日本やプロバイダーに問い合わせたが、ブラウザの設定の 問題だという答えしか返ってこない。 何台かのパソコンを使って実験を重ねた結果、最終的にルータの 問題であることを突き止め、ルータを一度リセットしたら問題が 完全に解決した。 無駄な時間を使ったと考えるべきか、あるいはコンピュータの知識を 増やしたと考えるべきか。
ワトソンの「DNA」(講談社)は途中で放っていたので、最初から読み 直し始める。
午前中はごそごそと論文執筆。 午後から所用で都心へ。
「パプリカ」読了。 うーん、これが先生の代表作とは言い難い。
大学改悪問題は、我々の就任承諾書の提出期限が設定されている 来週に山場を迎えそう。
午前中は量子力学の講義。 午後はちびちびと論文執筆。
午前中は熱力学の講義。 小テスト。 今日も雑用で一日が終わってしまう。 「パプリカ」は残りわずか。
午前中、研究室ゼミ。 午後から夜まで急な雑用。 少し「パプリカ」。
先日入手した山中千尋の新作"Madrigal"(澤野工房)を聴いてみる。 最近の人気を意識した内容になっている気がして、少し気掛かり である。 akikoのようにならなければよいが。
ディー・ディー・ブリッジウォーターのDVD "Dee Dee Bridgewater Sings Kurt Weil Live at North Sea Jazz"も観賞。 ブリッジウォーターは学生時代に一度ハマッタけれど、今回は彼女の声が 汚く感じられて、最後まで聴くのが少し大変であった。 綾戸智絵系は胃にもたれる。 ただし、クルト・ワイルという作曲家を認識するきっかけになったの が収穫。
所用で一日中外出。 電車で「パプリカ」。
午前中は論文執筆。 昼から外出。 電車で「パプリカ」。 久々に都心へ出かけたので、自分用の餌を購入する。 後日、報告の予定。
朝一番で胃腸検診のためにバリウムを飲む。 相変わらず、わけもわからぬままにぐるぐると回される。
論文執筆。 「可展面(developable surface)」の勉強。
午前中に量子力学の講義。 午後は論文を書くための勉強。
開学記念日で授業は休講。 おとなしく論文執筆のための勉強。
気分は少しばかり回復してきた。 それにしても5月後半の日記はさえなかったなぁ。 今月はもう少しまともに書く予定。 少なくともそういう気分になれることを祈る。
2004年1月〜2月:
ケンブリッジ滞在篇
2002年8月:
リーズ滞在篇
1998年12月〜2000年3月:
不安なイスラエル日記