来客あり、夜まで打ち合わせ。
だらだらと過ごす。
物理学会三日目。 午前中は共同研究者と打ち合わせ。 午後は領域12のインフォーマル・ミーティングと講演に出席。 夜に帰京。 疲れた。
往復で立花隆の「東大生はバカになったか」(文春文庫)をざっと 読んでしまう。 あまり面白くないが、とりあえず大学管理本部の人は読んで みてもよいだろう。
物理学会二日目。 午前中に領域12で院生二名の発表。 午後は領域12のシンポジウム。 高温超伝導の講演は面白かった。 夜はシンポジウムの打ち上げの後、中洲へ移動して飲み会。
物理学会初日。飛行機で福岡へ。
羽田空港へ行く途中の京王線の乗り換えで、鞄を網棚に置き忘れて しまう。 新宿に着く前に気付いて大慌て。 駅員の指示で京王新宿と新線新宿の間を全速力で走り、なんとか 無事に取り戻した。 しかし完全に息があがってしまい、福岡に着くまで虚脱状態が 続いた。
夜は中州で飲み会と長浜で元祖長浜ラーメン。
学会前の身辺整理。 卒業する院生と思い出話をする。
卒業式と謝恩会。
午前中は論文書き。 夕方に院生二名の発表練習。 晩は修士を卒業する学生の送別会。
午前中は論文書き。 午後は臨時教授会、化学科の教室協議会 夜は化学科の送別会、二次会。
そろそろ物理学会と化学会が迫ってきたので、研究室の学生五名に 発表の練習をさせる。 朝から晩まで。
アマゾンで注文していた洋書が届く。
今日は休日ということ。 古新聞を出したり、ダンボール箱を潰したり、 部屋の整理をしたり。 ケンブリッジで撮った写真をプリントする。 南大沢のイトーヨーカドーは混み混み。 寝る前に「ベトナム怪人紀行」を少し。 この後には「タイ怪人紀行」が待ち受けている。
午前中は今週になってから三つ目のレフリーコメントを書く。 こういうレベルの論文を見ていると、地に足が付いていない研究者 というのはアメリカを中心として世の中に結構いることがわかる。 もちろんこれは自戒の意味で言っているのだが。
午後は理学研究科の教授会。 今日は入試関係の議題のみ。 夕方から理学研究科の送別会。 今の都立大は教員が減る一方であるが、ここで弱音を 吐いている場合ではなく、残された我々が頑張るしかない。
共同研究者の修正論文に目を通す。 それが終わってから、さらに三本目のレフリー論文を読み始める。 こちらは明らかにだめな論文なので簡単。 物理学会で発表する学生の内容をチェック。
今日は私以外の家族全員が娘の卒園旅行で出かけてしまったので、 夜は学生と一緒にうな重を食べる。 今日は娘の誕生日でもあり6歳になった。 二週間後には小学生になるわけで、早生まれのハンディは今だに大きい。
娘の卒園式。 父親は不参加で、二本目のレフリー論文を読む。 私には不可解な内容。
午後は理学部教授会。 様々な問題が山場をむかえつつあるはずなのだが、 現在の情勢がどうもうまくつかめない。 個人として何をどう判断してよいのかわからないので、 フラストレーションが溜まる。
晩に二つ目のレフリーコメントを書く。 不可解であることを素直に述べる。
朝から気合を入れて、昨日読んだ論文のレフリーレポートを書き上げる。 細かい点はフォローしきれなかったので、漠然としたコメントになって しまった。 まあ、基本的に通すつもりなので特に問題にはならないでしょう。 少しだけ肩の荷が下りる。
夕方に物性物理化学研究室の池本先生の最終講義に出席する。 前半が有機超伝導体の歴史、後半が理科(化学)教育の話で、どちらも 大変面白かった。 一般的な理科離れはともかく、むしろ「理系の文科離れ」を問題に されていたのは、まさにその通りだと思った。
夜から二本目のレフリー論文を読み始める。
ようやく覚悟を決めて、レフリーのための論文を一本読む。 久しぶりに落ち着いて、集中的な精神活動をしたような気がする。 まあ、私の仕事にはならないが、自分の幅を広げるにはとても よい機会だろう、と思うことにしている。
そろそろ来年度のことを色々と考えなければいけない。 学生の研究テーマの割り振りもその一つである。 一種の最適化問題だ。
科研費の報告書を提出。 午後に新しい学生と面談。 それ以外の時間は、そろそろ研究に戻らなくてはと思いつつも、 いまだに疲労が回復しておらず、ほとんど無為に過ごしてしまった。 論文のレフリーがストレスになっているが、結局今日も読めなかった。 それでも「ベトナム怪人紀行」は読み進める。
来年度の都立大理学部の予算は45%減になるそうで、すでに契約している 図書費を支払うと研究費(校費)はゼロらしい。 従って来年度は、コピーを一枚もとれないし、手紙も一通も送れない。 大学管理本部のやり方もここまでくると、嫌がらせを通り越して、 大学人の基本的人権を侵害している。
実家訪問。
ゲッツ板谷の「ベトナム怪人紀行」(角川文庫)開始。 レフリーの論文が三本もたまっていて、しかもエディターから 催促されているにもかかわらず、こんな本をちんたら読んでいるのは、 立派な現実逃避である。
入試関係のお仕事。 疲労蓄積。 でもこれでなんとか今年度のお役目は終了のはずである。 昨年度の卒業生が都立大を訪問。 彼も自分の卒業した大学が無くなってしまうのは辛いようだ。
疲労継続。 午前中は入試関係のお仕事。 午後、生産研でボンとドントのセミナーに出席。 夜はいつもの店で会食。 少し早めに退散。
電車の中で寺島靖国の「サニーサイドジャズカフェの逆襲」 (朝日文庫)を斜め読み。
疲労噴出。 来年度の4年生の配属を決定。 私の担当は一名。
ゲッツ板谷の「インド怪人紀行」(角川文庫)読了。 なんでこんな本を読んでいるのか自分でも分からないが、 恐らく私の潜在的な現実逃避願望とうまくマッチしている のだろう。 それほど都立大を取り巻く状況は厳しい。
京大COEのシンポジウム最終日。 夜、帰京。
京大COEのシンポジウム二日目。 懇親会。
京大COEのシンポジウム一日目。 飲み会。
夕方に京都へ移動。 一人でまずい中華料理を食べて嫌な気分になる。 ちなみにその店には私以外に誰もいなかった。
卒業研究発表会。 追い出しコンパ。 明日以降の予定を考えて抑制しておく。
修士論文発表会二日目。 臨時教授会。
修士論文発表会一日目。 臨時教授会。 今日はさすがに悔しくて涙が出た。
成績チェックなど教務の仕事。 申し訳ないが、しばらく落ち着いて日記を書ける状況ではない。
臨時教授会。 理学部はどこまで耐えられるか。
ロブコフスキーとウィッテンの論文を勉強。 フォン・カルマン方程式から導かれるスケーリング則を理解する。 高尾慶子「わたしのイギリス あなたのニッポン」(文春文庫)読了。
2004年1月〜2月:
ケンブリッジ滞在篇
2002年8月:
リーズ滞在篇
1998年12月〜2000年3月:
不安なイスラエル日記